葛飾北齋 熱:從漢清講堂 199: 葛飾北齋と浮世絵2017。到:NHK 歴史探偵「葛飾北斎 天才絵師の秘密」『知られざる北斎』
https://www.facebook.com/hanching.chung/videos/4389317167745723
199 葛飾北齋と浮世絵 2017-09-15 漢清講堂
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北斎館(ほくさいかん)は長野県上高井郡小布施町にある美術館。日本浮世絵協会加入施設。
概要[編集]
江戸時代末期に、高井鴻山の招聘により小布施に長期逗留した、浮世絵師葛飾北斎の肉筆画約40点を中心に、全体で約100点を展示、収蔵する。また浮世絵関連の書籍約3000点を所蔵する。
1966年にモスクワとサンクトペテルブルクで開催された葛飾北斎展で、小布施に関連した北斎の作品が展示され、世界的な評価を得たことを機に、国内の巡回展を経て、記念館建設の機運が醸成されたことにより、1976年11月7日に開館、1977年当時の町長を中心に財団法人を設立、1991年に増改築した。
開館以来、北斎研究の重要拠点としての役割を果たしている。館内には、肉筆舞台、企画、映像の各展示室と、研修室がある。出版物には「財団法人北斎館収蔵品図録」を刊行している。
展示作品[編集]
北斎が鴻山や小布施の町組の依頼に応えて制作した上町・東町祭屋台の天井画をはじめ、「柳下傘持美人」、「白拍子」、「八朔太夫」、「桔梗」、「菊図双幅」、「大竜巻」、「富士越龍」の軸装、「七小町」の八曲一隻屏風、書簡などがある。
東町祭屋台は竜と鳳凰の二面の天井画を持ち、ともに125cm2の正方形で、竜は紅の地色に描かれ、金箔が多用されている。鳳凰は紅、緑、朱、青、茶色などを用いて描かれ、翼を広げ、尾羽を画面全体を包み込むように伸ばし、金色の球体が散りばめられている。上町祭屋台は東町のものと同じ大きさで、桐板に北斎が創出した怒涛図の二面の天井画を持つ。ともに長野県宝に指定されている[1]。
脚注[編集]
- ^ 「信州の博物館」p.54
参考文献[編集]
- 『信州の博物館』 朝日新聞長野支局、1983年
- 『長野県美術大事典』 郷土出版社 1986年
- 『長野県の博物館』 長野県教育委員会 1989年
- 『小布施・奥信濃の美術館』 郷土出版社 1998年
- 『信州の花と美術館』 小学館 1998年
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大久保 純一(おおくぼ じゅんいち、1959年 - )は、日本の美術史家、国立歴史民俗博物館情報資料研究系教授・総合研究大学院大学教授。浮世絵を中心に近世日本美術を研究。
著書[編集]
- 『豊国と歌川派』 至文堂〈日本の美術 第366号〉、1996
- 『北斎の冨嶽三十六景 千変万化に描く』 小学館〈アートセレクション〉、2005
- 『美人風俗画』 至文堂〈日本の美術 第482号〉、2006
- 『広重と浮世絵風景画』 東京大学出版会、2007
- 『カラー版 浮世絵』 岩波新書、2008
- 『カラー版 北斎』 岩波新書、2012
- 『浮世絵出版論 大量生産・消費される<美術>』 吉川弘文館、2013
- 『北斎 ジャパノロジー・コレクション』 角川ソフィア文庫、2017
- 『広重 ジャパノロジー・コレクション』 角川ソフィア文庫、2016
共編著[編集]
- 『浮世絵の鑑賞基礎知識』小林忠共著、至文堂、1994
- 『原色日本の美術 第18巻 浮世絵』辻惟雄共著、小学館、1994
- 『広重東海道五拾三次 保永堂版』鈴木重三、木村八重子共著、岩波書店、2004
- 『日本美術全集15 浮世絵と江戸の美術 江戸時代Ⅳ』責任編集、小学館、2014
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